こんにちは!
現在、カナダのバンクーバーに留学中のsakahaya1026です。
今日は、カナダの図書館で見つけた「鬼滅の刃」の英語版を紹介します。
「鬼滅の刃」は私自身も大好きな漫画で、実家には全巻そろえてあります。個人的な話ですが、映画「無限城編」の公開が待ち遠しいです!!
海外でも大人気の、「鬼滅の刃」の名セリフが英語版でどう訳されているのかを見ていきましょう!
「鬼滅の刃」3巻 英語版について
見つけた場所:バンクーバーの図書館で発見!
バンクーバーにある図書館「Vancouver Public Library-Mount Pleasant Branch」に足を運んでみました。館内に、日本の漫画が集められたコーナーを発見。
鬼滅の刃の英語版コミックが並んでいます!!
他にも借りている人がいるようで、巻数はかなり飛び飛びでした。
今回は、その中から第3巻を借りてみることにします。
「鬼滅の刃」3巻 簡単なあらすじ
「鬼滅の刃」は、主人公の竈門 炭治郎(かまど たんじろう)が、鬼にされた妹・竈門 禰󠄀豆子(かまど ねずこ)を人間に戻すために戦う、和風ファンタジーのバトル漫画です。
第3巻では、新たな仲間となる吾妻 善逸(あがつま ぜんいつ)が登場。
炭治郎たちは、屋敷に住まう新たな鬼と対峙します。
英語版の特徴
英語版では「DEMON SLAYER」と表記します。
日本語の雰囲気を残しながらも、自然な英語で忠実に再現されています。
例えば、「呼吸」の技名は、オリジナリティを保ちつつ翻訳されており、
善逸の「雷の呼吸 壱ノ型 霹靂一閃」は、
“Thunder Breathing First Form: Thunderclap and Flash”
と訳されています。
英語版の響きもかっこいいですね!!
また、各キャラクターの会話には日常で使える表現が多く、英語学習者にとって非常に参考になります。
「鬼滅の刃」から学ぶ英語フレーズ
俺は長男だから我慢できたけど、次男だったら我慢できなかった
“I learned to put up with a lot because I’m the oldest. If I’d been the second son, I doubt I’d be so resilient.”
この炭治郎のセリフ、大好きです。
炭治郎のまじめで責任感の強い性格が象徴されていますよね。
フレーズ解説
このセリフでは、仮定法という文法が使われています。
「もし~だったら、~だっただろう」という、実際とは違う過去や現在の仮定を表す文法です。
If I’d(had) been the second son は「もし自分が次男だったら」という仮定の話(仮定法過去完了)。
I doubt I’d(would) be so resilient は「こんなに我慢強くはなかったと思う」という今の性格についての仮定。(仮定法現在)
英語では時制と仮定の組み合わせに注意する必要があります。
使える単語、フレーズ
- Learn to do~: ~する方法を取得する、できるようになる
- put up with~: ~に耐える、我慢する
例:I can’t put up with this cold weather anymore!
(この寒さ、もう我慢できない!)
- Oldest: 一番年上(長男)
例:She’s the oldest of three sisters.
(彼女は3人姉妹の長女です)
- Second son: 次男
- Doubt: 疑う、~と思えない
例:I doubt he’ll come on time.
(彼が時間通りに来るとは思えない)
- Resilient: 回復力のある、忍耐強い
例:Children are surprisingly resilient.
(子どもたちは驚くほど回復力があります)
俺はいままでよくやってきた/俺が挫けることは絶対にない
① ”That’s taken me far in life, and I’m sticking with it today.”
② “I’ll keep on flowing forward.”
元のフレーズはもっと長いんですが、抜粋してこのフレーズにしました!
炭治郎が己を鼓舞するシーンは胸が熱くなりますね。
フレーズ解説
①このセリフの前に、「I’m a can-do guy!(おれはできるやつだ)」というセリフがあるのですが、That はこの部分を指しています。
「俺はできるやつだ」⇒「それが俺を前進させてきた、これからもし続ける」といったニュアンスです。
②日本語では「挫けることはない」強く言い切る場面ですが、英語では “I’ll keep on flowing forward.” という詩的な表現に訳されています。
「流れ続ける」という言い回しで、止まらずに前へ進む炭治郎の姿勢を、柔らかく、でも力強く伝えています。
英語ではこのように、直接的な言い回しではなく、イメージや比喩で気持ちを表すことがよくあります。
使える単語、フレーズ
- take 人 far in life: 人生を大きく前進させる
例:That will take you far in life.
(そのおかげで、君は人生の成功者になるよ)
- stick with~: 固執する、守る
例: I need to find a job, and stick with it.
(私は新しい仕事を見つけて、それを続ける必要がある)
- keep on ~ing = ~し続ける、やり続ける
例:They kept on laughing for five minitues.
(彼らは5分間ずっと笑い続けた)
- Flow:流れる
例:Tears were flowing down her cheeks.
(涙が彼女の頬を流れていた)
- Forward: 前へ、前方に
また次回のフレーズで会おう!
いかかでしたか?
英語で読むと、いつものセリフがまた違って聞こえて面白いですよね。
これからも、漫画×英語の楽しさをシェアしていきます!お楽しみに~。
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